LEDリライトファブリック

データ作成方法

  • インクジェット印刷
  • LEDコントロール

LEDリライトファブリックについて

LEDリライトファブリックは、バックライト消灯時とバックライト点灯時でデザインが切り替わり、バックライトの点灯パターンを領域別にすることで、「消灯時・発光時」という2パターンのデザインチェンジングに加え、発光時に任意の領域の色を変化させることが出来ます。

2種類のチェンジング手法 

Aチェンジ:印刷デザインの色をLED光源(RGB)でチェンジさせます(色のみ) 

フルカラー無限チェンジング

LEDビジョン

通常データ

LEDビジョン

隠しデータ

LEDバックライトパネル(RGB)

LEDバックライトパネル(RGB)

バックライトの色を変更することで、製品の色違いバリエーションを無限の色数で再現することができます。ベースのデザインに干渉されず、想いの「色」を見せる事ができます。色違いのバリエーションは、赤、青、緑、だけでなく中間色の細かな設定や、無色の白も再現が可能です。
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Bチェンジ: 印刷デザインを全く異なるデザインへ、LED(白)のON・OFFでチェンジさせます

デザインチェンジング

LEDビジョン
バックライト消灯時
LEDビジョン
消灯時はベースデザインが見える
LEDビジョン
バックライト点灯時
LEDビジョン
点灯時は隠しデザインが見える
通常時はベースのデザインを視認していますが、背面から強力な光を受けた隠しデザインが発光すると、明暗の落差からベースが黒く認識され人間の目では見えなくなり隠しデザインのみが視認されます。背面の光を消し適度な明るさになれば、再びベースデザインを認識することが可能となります。

AチェンジとBチェンジをバックライトのトリミングで組み合わせ 

領域を分けて点灯、消灯を行うことによって、背景とオブジェクトで別々の演出を可能にします。

※LEDパネルの光もれ防止をするため、A・B画像の間に緩衝地帯は必ず必要となります。

LEDビジョン
パーカー以外の部分を点灯
LEDビジョン
隠しデザインの背景が見える
LEDビジョン
パーカーの部分を点灯
LEDビジョン
隠しデザインのパーカーとロゴが現れる

光源プログラムの仕組み|バックライトのトリミング部分の色を変更(LEDリライトファブリック)

オブジェクト領域のライトの色を変えることによって、同デザインの色違いバージョンを演出できます。

LEDビジョン
トリミング部分を赤色で点灯
LEDビジョン
赤色のパーカーが見える
LEDビジョン
トリミング部分を緑色で点灯
LEDビジョン
緑色のパーカーが見える
LEDビジョン
トリミング部分を青色で点灯
LEDビジョン
青色のパーカーが見える

印刷データの作成

下記をご参照いただきデータ作成をお願いします。

通常光で見える絵柄

バックライト消灯時に見えるデザインです。色を変えたい領域のデザインは黒にしてください。他の色にするとバックライトの色に影響を与え、思うような表現にならないことがあります。

色を変える領域のデザインは黒にする。

発光で見える絵柄

バックライト点灯時に見えるデザインです。色を変えたい領域のデザインは白にしてください。他の色にするとバックライトの色に影響を与え、思うような表現にならないことがあります。また写真などのデータは、陰影のあるデザインにしてください。

色を変える領域のデザインは白にする。

アプリケーション
Adobe Illustratorで作成し、aiファイルで作成してください。文字以外の部分はラスタライズ(ビットマップ化)してください。
ラスタライズ(ビットマップ化)の方法
カラーモード
カラーモードは、CMYKカラーにしてください。
※RGB・特色カラーは使用しないでください。
レイヤー
下記の「レイヤーの作成」を参照してください。
画像
画像を配置する場合は、画像を埋め込みしてください。(リンクで画像を貼られている場合、画像データも一緒にお送り下さい)
解像度
B1サイズ以内 原寸300dpiが目安です。
解像度300dpi以下の場合は画像が鮮明に印刷できない場合がございます。
A0サイズ以上 原寸72~150dpiが目安です。
文字・フォント
字は必ずアウトライン化してください。表面にストライプがあるので、変化する部分にかかる文字の大きさは40pt程度以上を推奨いたします。
保存
ファイル名は英数表記にしてください。
サイズ
W960mm×H480mm(W1005mm×H525mm ※塗足し天地左右22.5mm)
または、W960mm×H960mm(W1005mm×H1005mm ※塗足し天地左右22.5mm)

レイヤーの作成

下記をご参照いただきデータ作成をお願いします。

「2C」レイヤーを作成し通常光で見える絵柄を配置

①:「2C」レイヤーを作成し通常光で見える絵柄を配置

※ベクターデータが細かく設定されている場合は、ラスタライズ(300dpi)してください
※2C は2CF の下に配置してください。異なると仕上がりに影響します
※このレイヤー内のフォントは40pt 以上(線幅1mm)
例外1:「CL」レイヤーと重複するデータ

「2CF」レイヤーを作成しフラッシュ撮影で光らせる絵柄を配置

②:「2CF」レイヤーを作成し電照時で光らせる絵柄を配置

黒色(BK100%)は、電照で黒く光りません 
※ベクターデータが細かく設定されている場合は、ラスタライズ(300dpi)してください
※2CF の反射データ内に黒色がある場合、黒色は光りません
透明がある場合は黒色に変更され、白色がある場合は白く光ります
※このレイヤー内のフォントは40pt 以上(線幅1mm)

「CL」レイヤーを作成しストライプをかけない絵柄や文字を配置

③ :「CL」レイヤーを作成しストライプをかけない絵柄や文字を配置 

ストライプをかけないことにより小さな文字・ロゴを見えやすくさせる

※照射データを入れるのは不可
※不要な時でも「CL」レイヤーは作成し表示させてください
※このレイヤー内のフォントは7pt 以上推奨

「T」レイヤーを作成しトンボを配置

④ :「T」レイヤーを作成しトンボを配置

トンボ不要な時でも「T」レイヤーは作成し表示させてください

レイヤー表示は、必ず上から「T」、「CL」、「2CF」、「2C」の順にする

⑤ :レイヤー表示は、必ず上から「T」、「CL」、「2CF」、「2C」の順にする

※レイヤーは上記①~④の 4 つのみ作成し、ロックは必ず外してください
※レイヤー名はすべて半角の大文字にしてください。
※フォントのアウトライン化を行ってください。
※画像配置は埋め込んでください。

ストライプをかけない部分の作り方(CLレイヤー)

通常光で見えるイメージで文字などのストライプをかけたくない部分は「CL」レイヤーへ配置してください。CLレイヤーは、通常光で見る時と発光時の両方でデータがそのまま残ります。

フラッシュプリント

「2C」レイヤーに配置

フラッシュプリント

「2CF」レイヤーに配置

フラッシュプリント
「CL」レイヤーに配置

通常時と発光時の見え方

通常時は「2C」と「CL」のデータ、発光時は「2CF」と「CL」のデータが見えます。

通常時の見え方
発光時の見え方
ストライプのかかる部分(CLレイヤー以外)と、かからない部分(CLレイヤー)の拡大イメージ
フラッシュプリント

光源コントロール用の動画作成について

光源コントロール用の動画を作成してください。動画をもとにLEDの点灯・消灯、色などを指定します。

動画のサイズ
W960mm×H480mmの場合 2721×1361pixel
W960mm×H960mmの場合 2721×2721pixel
解像度
72dpi
動画の長さ
1分以内
保存形式
mp4
カラーモード
ライトコントロール動画用のデータ(Illustrator)は必ずRGBモードで作成してください。
照射の最小範囲(部分照射)
部分演出(一部の発光領域の部分指定)は、LEDの仕様で6.4cm以下(光源最小範囲)の制限があります。全面発光は可能です。
デザイン間の緩衝地帯について
LEDパネルの光もれ防止をするため、Aチェンジ・Bチェンジ画像の間に緩衝地帯は必ず必要となります。
その他
aiテンプレートを使用し、Adobe Premiere、Adobe After Effectなどで光源コントロール用の動画を作成してください。
音声は再生できませんのでミュートにしてください。
光源コントロール用の動画作成は基本は完全データ入稿となります。弊社へ依頼ご希望の場合は、代行で制作が可能です(有料)。別途ご相談ください。対応エフェクトなどの関しましては専用ページをご参照ください。
免責事項
LEDの点灯・消灯のパターンにおいて、動画変換の際に印刷物のチェンジングには影響のない程度で、意図しない点灯、消灯、色が生じる場合がございますが本製品の仕様となりますので予めご了承願います。

動画作成の代行

光源コントロール用動画作成の代行も弊社で行っております。お気軽にご相談ください。
光源コントロール用動画作成の代行について

テンプレートを使って領域を決める

Illustratorのテンプレートを使って領域を決めます。下記からダウンロードしてIllustratorで開いてください。

 
光源コントロール用Illustratorテンプレート(ai)
960×480 横長テンプレート  960×960 正方形テンプレート 480×960 縦長テンプレート

点灯領域のレイヤー分けと、非点灯領域について

光源コントロールで複数の領域を設ける場合、緩衝する部分を非点灯にしてください。ここではパーカー部分の色が変わり、背景部分は(点灯・消灯)のデザインが変わる演出をする場合を例に説明します。

オブジェクト(パーカー)を縁取ります。マスをベタ塗りにします。

パーカー部分の演出を(領域A)とします。領域Aは、縁取ったラインの1つ内側になります。

縁取りラインから数えて3マス程度外まで緩衝地帯(非点灯部分)を作ります。

縁取りラインも緩衝地帯(非点灯部分)に含みます。

Adobe Illustratorの手順

下記を参照し、動画で使用するaiデータを作成してください。

LEDビジョン
下絵を配置します。(Adobe Illustartorで作業)
「下絵」レイヤーに、デザインデータを配置します。外側のガイドに合わせてください。内側のガイドのサイズが実際に見える部分です。
※外側のガイドと内側のガイドの間は、塗り足しの折込み部分となります。
領域分け(Adobe Illustartorで作業)
「割り振りマス」レイヤーのオブジェクトを使って、領域を決めていきます。マスのオブジェクトの色をベタ塗りへ変更し、同じ領域の部分をパスファインダーで合体させます。違う領域のオブジェクトは異なる色を使用するとわかりやすくなります。
※マスのオブジェクトの色をベタ塗りする際は、線(縁取り線)を使わずに100%で塗りのみにしてください。
緩衝地帯のオブジェクト統合(Adobe Illustartorで作業)
緩衝地帯(非点灯部分)をの黒(RGB 0.0.0)にしてパスを統合してください。不透明度は必ず100%にしてください。
オブジェクトの領域を統合(Adobe Illustartorで作業)
色を変化させるオブジェクトの領域のパスを統合してください。不透明度は必ず100%にしてください。
オブジェクトの領域の色を変更し保存(Adobe Illustartorで作業)
オブジェクトの領域が白(RGB 255.255.255)のデータを作ってai保存します。このファイルは白色でライトを点灯するためのファイルになります。
オブジェクトの領域の色を変更し別名保存(Adobe Illustartorで作業)
オブジェクトの領域が黒(RGB 0.0.0)のデータを作って、aiで別名保存します。このファイルは、オブジェクト部分が非点灯するためのデータになります。
オブジェクトの領域の色を変更し別名保存(Adobe Illustartorで作業)
同様に色を変更しaiで別名保存します。希望する色の分だけファイルを作成します。
オブジェクトの領域の色を変更し別名保存(Adobe Illustartorで作業)
同様に色を変更しaiで別名保存します。希望する色の分だけファイルを作成します。
オブジェクトの領域の色を変更し別名保存(Adobe Illustartorで作業)
同様に色を変更しaiで別名保存します。希望する色の分だけファイルを作成します。
オブジェクトの領域の色を変更し別名保存(Adobe Illustartorで作業)
同様に色を変更しaiで別名保存します。希望する色の分だけファイルを作成します。
背景(点灯用)を作成し別名保存(Adobe Illustartorで作業)
背景点灯用の白(RGB 255.255.255)のデータを作成し別名保存します。(RGB 255.255.255)以外にすると発光時のデザインに影響を与えます。
背景(消灯用)を作成し別名保存(Adobe Illustartorで作業)
背景消灯用の黒(RGB 0.0.0)のデータを作成し別名保存します。(RGB 0.0.0)以外にすると発光してしまうのでご注意ください。

Adobe Illustartorでの作業に関しまして
必ずRGBモードで作成してください。
Adobe Illustratorの操作に関しましてはお答えしかねますので、Adobe社までお問い合わせください。

Adobe Premiereの手順

ここではAdobe Premiereを使っての動画作成を案内します。下記を参照し、光源コントロールで使用する動画データmp4を作成してください。

新規プロジェクト作成(Adobe Premiereで作業)
Adobe Premiereで新規プロジェクトを作成し、先ほど作成したIllustratorのaiデータをすべて読み込みます。
シーケンス設定(Adobe Premiereで作業)
フレームサイズを合わせます。(W960mm×H480mmの場合、2721×1361pixel)
動画作成(Adobe Premiereで作業)
シーケンスにクリップを任意に並べます。
書き出し(Adobe Premiereで作業)
mp4で書き出してください。

動画作成アプリでの作業に関しまして
領域をはみ出す効果を持つエフェクトの使用は避けてください。
(Adobe Premiereの例)3Dモーション、スライド、ズーム、ページターン、ホワイトアウト、モーフアウト、暗転、など
動画作成アプリ(Premiere、After Effect等)の操作関しましてはお答えしかねますので、各アプリメーカーまでお問い合わせください。