耐候性について

耐候性についてですが、使用するメディア(印刷媒体)・使用する照明(ワット数と距離)・使用する環境(太陽光)によって大きく左右されます。各種、参考値を下記にご案内致します。また、退色の要因としてUV光(紫外線)を受けることで退色が始まります、従ってUV光(紫外線)を受けない環境化ではほとんど退色は感じられません。太陽光線が当たらない暗い場所や雑誌の1ページで普段閉じている場合などUV光(紫外線)を当てなければ、ほとんど退色致しません。

下記表記は「適切な距離と適切なワット数」を基本として耐候性を明記致しております。基準参考メディア(しらおい上質紙)
※2010年10月以降のトリックプリントインクの評価値

使用する光源の距離との関係(1日の照射時間を12時間とする)

耐候性について

※表記では各メディアによって退色日数が変わる。

インクジェット用インク

照明距離   10㎝~30㎝以内 30㎝~80以内 80㎝以上
しらおい(上質紙) 標準値 約14日 約90日~180日 約180日~365日
綿クロス(防炎) 0% 約14日  約90日~180日 約180日~365日
マット厚手合成紙
フィルムラミネート有り
0% 約14日 約90日~180日 約180日~365日
ストーンペーパー -10% 約12日  約81日~162日 約162日~328日
ストーンペーパー
フィルムラミネート有り
0% 約14日 約90日~180日 約180日~365日
オレフィン -20% 約11日  約72日~144日 約144日~292日
マット塩ビ(糊付) -10% 約12日  約81日~162日 約162日~328日
電飾PETフィルム
(フロントから照射)
0% 約14日 約90日~180日 約180日~365日
電飾PETフィルム
(バックから照射)
120% 約30日 約198日~396日 -
  交通広告・電飾看板トリック・エコーコク
トリック・エコーコク
この耐候性となります。
※発光窓広告は
この耐候性となります
-
コットン画材紙 20% 約17日  約108日~216日 約216日~438日
透明フィルム -10% 約12日  約81日~162日 約162日~328日
壁紙
(トキワブランド)
200% 約42日  約270日~540日 約540日~1095日
輝度は若干劣るが高耐候 ラミ有り   ブラックライト壁紙 トリックウォール
トリックウォール
この耐候性となります。
壁紙
(ノンブランド)
-10% 約12日 約81日~162日 約162日~328日
耐候性は短いが高輝度・光発色 ラミ有り      

※上記耐候性は目安であり、ご使用環境により異なります。あらかじめご了承ください。

退色のしかたについて

色の落ち方についてですが、まったく光らなくなる訳ではありません。徐々に発光輝度が落ちてきます。またRGBの色によって落ち方に違いがあり、まず最初に赤色の輝度が下がってきます、次に青色、緑色の順に輝度が下がります。各色で退色のスピードに違いがあるため、色のバランスが崩れ使えなくなる位置を退色日数と定めております。従って色によっては表記日数より伸びる場合があります。

適切な距離とワット数について

適切な距離とワット数とは

同じ距離でもUV光源の出力によって大きく耐候性は変わります。適切なワット数で御使用頂かないと、極端に早く退色する場合があります。

適切な距離とは

発光印刷物に対して光の照射距離を前後させ、発光印刷物が暗く感じなくなる辺りが適切な距離となります。近づけすぎると明るくなりすぎ耐候性が落ちてきますので、退色も考慮して適切な距離をお調べ下さい。また、ある一定距離になると距離を前後させても印刷物の発光輝度があまり変わらなくなりますので、その場合出来るだけ遠い距離での設置を心がけて頂ければ耐候性が伸びていきます。

適切な距離とは

適切な距離を確認する際に環境で大きく左右されます、廻りの環境が明るい場合は距離も短く、ワット数も多く必要となります。従って適切な距離や適切なワット数が上がり、退色はどんどん早まります。逆に、廻りの環境が暗ければ適切な距離はのびて必要とするワット数も下がります。従って退色スピードが極端に下がり、耐候性がアップします。

トリックプリント・インクは太陽光に非常に弱く、屋外での使用には向きません

太陽光線に含まれる紫外線は非常にきつく、インクの劣化が早まります。トリックプリントを太陽光の下で見た時、発光していないように見えますが廻りの環境が明るすぎる為、発光を認識しづらいだけです。太陽の紫外線を受けて発光インクは発光していますので、退色していきます。太陽の下でもは薄っすらと発光印刷が見えます。紫外線の含まれていない蛍光灯などの下では薄っすらと印刷跡が見えることはありません(注:ご使用になる蛍光灯によっては微弱ながら紫外線を含む物もあります)。

トリックプリント®に関する知識

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