フラッシュプリントの施工時の注意事項および設置・撮影環境における推奨運用条件をご案内します。
施工上の注意点
スキージーの使用について
印刷直後や翌日など、インクの揮発が十分でない状態でスキージーなどのエッジが尖った工具を使用すると、印刷面に傷がつく恐れがあります。
推奨施工方法: パネル貼付などの施工時は、エッジのある工具を避け、
ローラーや
刷毛(はけ)をご使用ください。
メディア(用紙)の再剥離性について
フラッシュプリントのメディアは強粘着のシールタイプであり、再剥離(キレイにはがせる)タイプではありません。壁面へ直接貼り付けた場合、剥がす際に下地や壁紙を破損する可能性があります。
原状回復が必要な場合: 原状復帰が求められる施工場所では、事前にスチレンパネル等へマウント加工を行った上で施工してください。
運用の注意点
撮影モード設定
フラッシュ設定は「自動」ではなく、必ず「強制オン(強制発光)」にして撮影するようユーザーへ周知・誘導を行ってください。
※「自動」モードの場合、周囲の明るさを感知してカメラ側が発光をスキップしてしまう場合があります。
機種による見え方の違い
スマートフォンのカメラ性能やフラッシュLEDの仕様・色温度の違いにより、発光時の見え方に差が生じる場合があります。
(SHARP AQUOS)
SHARP AQUOS R2
(Sony Xperia)
Sony Xperia A2
最適な撮影距離
被写体から1メートル以上離れた場所からの撮影が最も推奨されます。近すぎると光が白飛びし、遠すぎると発光輝度が弱まります。
距離: 5.5m
距離: 9.0m
距離別の見え方検証
距離による見え方の違い比較
距離: 2m
距離: 4m
距離: 6m
距離: 8m
推奨設置環境
周辺照度(ルクス)の影響
フラッシュプリントは1,600ルクス以下の明るさの環境で、最大限の逆光・錯視効果を発揮します。
500ルクス環境(展示会・商業施設内)
1m離れた場所からの撮影結果サンプル
通常時
フラッシュ発光時
1,000ルクス環境(アミューズメント施設・パチンコ店内等)
1m離れた場所からの撮影結果サンプル
通常時
フラッシュ発光時
屋外への設置時の注意
屋外などの極めて明るい環境で仕掛け(ギミック効果)を発揮させるためには、「囲いや屋根を設けて太陽光を遮る」または「夜間限定のコンテンツにする」などの環境設計上の工夫が必要です。
日陰 (220 lx)
正面太陽 (16,760 lx)
直射日光 (122,000 lx)
暗所でのパフォーマンス
周囲が暗い環境下(0〜70ルクス等)では、通常より遠い距離から撮影した場合でも十分な発光輝度を得ることができます。
完全暗所 (0 lx)
薄暗い環境 (70 lx)