ソーラープリントのデータ作成について
ソーラープリントは(室内・屋外)または(通常時・ブラックライト照射時)で、2つのデザインを切り替えることが出来ます。通常時用のデザインと紫外線照射時用のデザインに重なる部分があると、通常時のデザインはにじみやすくなり、紫外線照射時のデザインは発色しにくくなります。
無地からデザインが出てくる表現をする時
目視では何も見えないのに、太陽光(紫外線)をあてると色がつく表現です。通常インクがある箇所に変化後の色を重ると、変化後の発色が出来なくなります。

通常時用のレイヤー

太陽光(紫外線)照射時用レイヤー
元のデザインに新たなデザインが付け足される表現をする時
目視では何も見えないのに、太陽光(紫外線)をあてると色がつく表現です。通常インクがある箇所に変化後の色を重ると、変化後の発色が出来なくなります。

通常時用のレイヤー

紫外線照射時に見えるレイヤー
データ作成について
下記をご参照いただきデータ作成をお願いします。
アプリケーション | |
Adobe Illustratorで作成し、aiファイルで作成してください。文字以外の部分はラスタライズ(ビットマップ化)してください。 ラスタライズ(ビットマップ化)の方法 |
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カラーモード | |
カラーモードは、CMYKカラーにしてください ※RGB・特色カラーは使用しないでください。 |
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レイヤー | |
1つのデータで通常用のレイヤーとソーラープリント用のレイヤーをわけて作成してください。 | |
オブジェクト | |
通常色とソーラー色のオブジェクトは、重なり合うと発色が弱くなり通常光の時にソーラー色の跡が残ってしまいます。 | |
画像 | |
画像を配置する場合は、画像を埋め込みしてください。(リンクで画像を貼られている場合、画像データも一緒にお送り下さい) | |
解像度 | |
B1サイズ以内 | 原寸300dpiが目安です。 解像度300dpi以下の場合は画像が鮮明に印刷できない場合がございます。 |
A0サイズ以上 | 原寸72~150dpiが目安です。 |
文字・フォント | |
字は必ずアウトライン化してください。 | |
保存 | |
ファイル名は英数表記にしてください。 |
通常インクとソーラーインクの色を重ねた場合について
縦ラインが通常インク+横ラインがソーラーインクを重ね印刷したものです。通常インク+ソーラーインクデータを同時印刷して総インク量が200%以上になるとにじむ現象がおこります。またソーラーインクの発色にも影響を与えます。通常インクのデザインとソーラーインクのデザインは重ならないほうが好ましいです。

太陽光照射前

太陽光照射後